シボレー・ブレイザーSS《photo by Chevrolet》

シボレーは3月9日、オールエレクトリックの『ブレイザーSS』(Chevrolet Blazer SS)を2022年後半、初公開すると発表した

シボレーブランドの伝統の小型SUVが、『ブレイザー』だ。また、「SS」とは、『カマロ』などに用意されてきた高性能グレードを意味する。ブレイザーSSは、パフォーマンス志向の電動SUVとなる。

GMは、2025年までにEVと自動運転車に350億ドルを投資し、30車種以上の新型EVを世界市場に投入する計画だ。GMは、2025年までに米国におけるEV市場シェアでリーダーになることを目指すとともに、内燃機関エンジン車からの利益を拡大することを狙う。

GMの成長の原動力となるのは、自社開発したモジュール式EVプラットフォームの「アルティウム(Ultium)」だ。共通化した拡張可能なバッテリーパックを使用することで、幅広いEVラインナップを構成していく。

アルティウム搭載のEVには、米国価格3万ドル前後のシボレーのクロスオーバー車、ビュイックのクロスオーバー車、シボレー、GMC、ハマーEVのピックアップトラックなどの量産車をはじめ、キャデラックのEV『リリック』や『セレスティク』も含まれている。

シボレーは、オールエレクトリックのブレイザーSSを2022年後半、初公開する予定だ。シボレーは、ブレイザーSSのティザー写真と映像を公開した。2023年春に米国市場で発売する、としている。