(イメージ)《Photo by Moment/ゲッティイメージズ》

警察庁と日本自動車連盟(JAF)が2月18日に発表したシートベルト着用状況の全国調査結果によると、一般道路の運転者の着用率が前年同期と比べて0.1ポイントアップして99.1%と、調査開始以来、過去最高となった。

調査は2021年10月18日から12月3日まで一般道路が全国781カ所、高速道路が105カ所でそれぞれ実施した。

調査結果によると一般道路では運転者の着用率が99.1%と微増で、助手席同乗者が0.2ポイントアップの96.7%、後部座席同乗者が2.6ポイントアップして42.9%と軒並み上昇した。高速道路の運転者の着用率は99.6%で、前同同期と比べて0.1ポイントダウンした。助手席同乗者の着用率は0.4ポイントダウンして98.9%、後部席同乗者が0.1ポイントマイナスの75.7%だった。

警察庁では全ての座席におけるシートベルト着用の徹底を図るため、関係機関・団体と連携した着用義務の周知を図るとしている。特に後部座席におけるシートベルト着用の必要性を訴えるため、衝突実験映像などを活用するなどして、着用の有効性・被害軽減効果を実感できる交通安全教育を推進する。

シートベルト着用率調査の結果《画像提供 警察庁》