スマート EQ フォーツー《photo by Smart》

メルセデスベンツ傘下のスマート(Smart)は1月7日、2021年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は3万8514台。前年比は0.3%増と、5年ぶりに前年実績を上回った。

スマートは現在、欧州で『フォーツー』のEVの『EQフォーツー』と『フォーフォー』のEVの『EQフォーフォー』をラインナップしている。EQフォーツーには、オープンの『EQフォーツーカブリオ』も用意している。

新車販売が5年ぶりに増加したのは、ドイツでスマートのEVに対する需要が増えたのが大きい。ドイツ政府のインセンティブの効果もあって、スマートのEVを選択する顧客が増えている。

なおスマートは順次、全モデルを電動化する計画だ。まずは欧州で、ガソリンエンジン搭載車の導入を終了し、EVに一本化した後、全世界へこの戦略を拡大している。

スマート EQ フォーツー・カブリオ《photo by Smart》 スマート EQ フォーフォー《photo by Smart》