DS 3クロスバック パフォーマンスライン《写真提供 Groupe PSA Japan》

グループPSAジャパンは、DSオートモビルのコンパクトラグジュアリーSUV『DS 3クロスバック』に、高性能エンジンとレーシングスタイルを纏った特別仕様車「パフォーマンスライン」を設定し、1月6日より販売を開始した。

DS 3クロスバックは、フランスならではデザイン、建築、ファッションにおける様式を踏まえた意匠性と伝統的装飾技法で誂えた内外装を持つコンパクトラグジュアリーSUV。このDS 3クロスバックに隠されたレーシングマインドを全面に押し出すべく、最高出力155psのハイスペックエンジンと「DS テチーター フォーミュラEチーム」からインスパイアされたレーシーなディテールをあしらった特別なモデルがDS 3クロスバック パフォーマンスラインだ。

パワーユニットは最高出力155ps/最大トルク240Nmを発生する1.2リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載する。燃調マッピングの変更に加え、ターボチャージャー、インジェクター、排気バルブ、コネクティングロッドのベアリングなどを専用設計とすることで、通常モデルと比べて最高出力25ps/最大トルク10Nmアップ。1.2リットルピュアテック(EB2型)エンジンとしては、もっとも高出力な仕様となっている。

内外装もDS テチーター フォーミュラEチーム由来のスポーティなエッセンスをDS 3クロスバックならではのフレンチラグジュアリーと融合している。フロントグリルのDSウイングのクロームとリアランプ下端はマットブ ラック仕上げとし、リアガーニッシュはグロスブラック、さらにオニキスブラックにカルマンのセンターキャップがアクセントとなる18インチMONZAホイールなど、異なる質感と表情を持つ黒を組み合わせスポーティでありながらシックな仕上がりとなっている。

インテリアでは、ダッシュボード、ドアトリムにアルカンタラをあしらいレーシーな雰囲気を付加。シートは座面中央をカルマン(カーマインレッド)をアクセントカラーとした立体的なファブリックに、サイドサポート内側をアルカンタラとしている。素材のグリップにより身体のホールド性を高めてスポーツ走行に対応。ステアリングホイール、ダッシュボード、ドアトリムなどのステッチはパフォーマンスラインのイメージカラーであるカルマンとゴールドに統一し、特別感を演出している。

なお、高速道路走行時などに車線内の左右位置を任意で設定できるDSドライブアシストなどのADAS(先進運転支援システム)やヘッドアップディスプレイなどの装備はDS 3クロスバックに準拠している。

カラーバリエーションはクリスタル パール/ノアールペルラネラとグリ プラチナム/ノアールペルラネラの2色を設定。価格は454万6000円。

DS 3クロスバック パフォーマンスライン《写真提供 Groupe PSA Japan》 DS 3クロスバック パフォーマンスライン《写真提供 Groupe PSA Japan》 1.2リットルPureTech(EB2型)155psエンジン《写真提供 Groupe PSA Japan》 18インチMONZAホイール《写真提供 Groupe PSA Japan》 写真は欧州仕様車。センターコンソールのディスプレイサイズが異なり、右ハンドルとなる《写真提供 Groupe PSA Japan》 DS 3クロスバック パフォーマンスライン《写真提供 Groupe PSA Japan》 2022年仕様グラフィックのDS TECHEETAH Formula EマシンDS E-Tense FE21/アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ《写真提供 Groupe PSA Japan》