ホンダ CT125・ハンターカブ《画像:本田技研工業》

タイホンダは10月14日、『CT125(ハンターカブ)』のギヤチェンジペダルに不具合があるとして、国土交通省へ改善対策を届け出た。対象となるのは、2020年3月26日から2021年8月15日に製造した1万9409台。

対象車両は、チェンジペダルアームの形状が不適切なため、チェンジペダルボスとの溶接部強度が不足しているものがある。そのため、変速操作を繰り返すと溶接部に亀裂が生じ、最悪の場合、走行中に溶接部が破損し、チェンジペダルアームが脱落するおそれがある。

改善対策として全車両、全車両、対策品のギヤチェンジペダルと交換する。

不具合は15件発生、事故は起きていない。市場からの情報により改善対策を届け出た。

改善箇所《図版提供 国土交通省》