ランドローバー・ディフェンダー新型とジャガー I-PACE《photo by Jaguar Land Rover》

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は10月8日、2021年1〜9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は34万0730台。前年同期比は14.5%増と、プラスに転じた。

全販売台数34万0730台のブランド別の内訳は、ジャガーが7万1863台にとどまり、前年同期比は3.5%減と引き続き落ち込む。一方、ランドローバーは26万8867台を売り上げ、前年同期比は20.5%増とプラスに転じた。

2021年1〜9月の車種別の販売実績では、ジャガーブランドはSUVが好調。ミドルクラスの『F-PACE』やコンパクトクラスの『E-PACE』が主力だ。ランドローバーブランドでは、新型『ディフェンダー』の販売が好調だった。ロングボディの「110」に加えて、ショートボディの「90」がラインナップされたこともあり、販売を伸ばした。

市場別の販売実績では、日本国内の2021年1〜9月の登録台数が4954台。前年同期比は38.2%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。全販売台数4954台の内訳は、ジャガーが921台を登録した。前年同期比は14.1%減と、2年連続で前年実績を下回った。ランドローバーは4033台を登録した。前年同期に対して60.5%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

ジャガー・ランドローバーの2020年の世界新車販売台数は42万5974台。前年比は23.6%減と、引き続き前年実績を下回っている。

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