ランドローバー レンジローバースポーツ SVR 次期型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

ランドローバーは先日、最強の『レンジローバースポーツ』となる「SVR アルティメット」を現行型に設定したが、早くも次期型「SVR」のプロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

ランドローバー・レンジローバーのベストセラーモデルの1つであるレンジローバースポーツは2005年に初代が発売され、現行型となる第2世代は2013年に登場。すでに8年が経過しており、第3世代への期待が高まっている。

捉えたプロトタイプはデザインを厳重にカモフラージュ。しかし黒で仕上げられた、明らかに大径の10スポークホイールが、ロープロファイルタイヤで覆われていることがわかる。またこのプロトタイプがボンネットの下に強力なエンジンを備えていることを示す巨大ブレーキディスクも見てとれる。

SVRバージョンであること示すもう一つのヒントは後部にある。そこには、ディフューザーのように見える両サイドバンパーに配置されているクワッドエキゾーストパイプが確認できる(以前捉えたベースモデルはデュアルエキゾーストパイプ)。市販型では、より大きなエアインテーク、サイドシルエクステンション、大型スポイラー、「SVR」バッジ、専用のバンパーなどが装備されるだろう。


レンジローバーとレンジローバースポーツの次期型は、ジャガーランドローバーの新しい「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)プラットフォームを採用。どちらのモデルもマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、フルエレクトリックパワートレインに対応し、現行型よりCO2排出量を削減、燃料効率を向上させるはずだ。ただし「SVR」はドライバーに焦点を当てたモデルであり続けるだろう。

最新の情報によると、レンジローバースポーツSVR次期型は、BMWから供給される4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は先日発表された現行型「SVR アルティメット」の575psを超え600ps以上とも噂されている。これにより、BMW『X6Mコンペティション』、アウディ『RS Q8』、メルセデスAMG『GLE 63S』など強力なライバルに迫る。

より多くのパワーと再設計されたボディキットに加え、アダプティブサスペンションのセットアップを特徴とし、より強力なブレーキと組み合わせて歴代最高のハンドリングを可能にするという。

レンジローバー次期型は2021年後半、あるいは2022年初頭に登場予定で、その後に「SVR」が発表されることになるだろう。

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