ボッシュ(Bosch)は8月16日、ドイツで9月に開催される「IAAモビリティ2021」において、ドライバーレスパーキングの実演を行うと発表した。
IAAモビリティ2021では、ボッシュとプロジェクトパートナー9社が、ドライバーレスパーキングの実演を行う予定だ。ボッシュとメルセデスベンツが共同開発した自動バレーパーキングシステムでは、スマートフォンで車両を自動操作して、指定の駐車スペースに停めることが可能。ドライバーが運転する必要はない。
このシステムは、インテリジェントな駐車場インフラと車両側のテクノロジーの相互作用によって実現される。駐車場内に設置されたセンサーが、車両が進む経路と周囲をモニターし、車載テクノロジーが、インフラからの指示を安全に運転操作に変換するという。
ドイツ自動車工業会(VDA)との共同プロジェクトでは、異なるメーカーの車両でも、将来的にはさまざまなサプライヤーのインフラテクノロジーとの通信が可能になることが証明されたという。これを背景に、各プロジェクトパートナーは国際規格(ISO 23374)に準拠した開発にも取り組んでいる。
なお、IAAモビリティ2021でのドライバーレスパーキングの実演は、メッセ西駐車場で1日数回を予定している。
ボッシュのドライバーレスパーキング、メルセデスベンツと共同開発…IAAモビリティ2021で実演へ
2021年08月19日(木) 21時30分
関連ニュース
- パーツある? ボッシュのクラシックカー向け新サービス (04月06日 18時30分)
- エスプレッソマシンで居眠り運転を防止? ボッシュとアマゾンが協力…CES 2024 (01月16日 16時45分)
- EVの充電を駐車まで含めて完全自動化、ボッシュとVWが共同実験…CES 2024 (01月09日 14時15分)
- ボッシュ、日本国内売上は20%増の見込み ソフトウェア主軸の取り組みを紹介…ジャパンモビリティショー2023 (10月31日 11時45分)