プジョー 2008 新型《photo by Peugeot》

ステランティス(Stellantis)は8月3日、2021年上半期(1〜6月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は327万4000台。前年同期比は44%増と2桁増を達成している。

ステランティスは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルス)とPSAグループの合併によって誕生した新会社だ。両社の対等合併によって、世界新車販売台数において、トヨタグループ、フォルクスワーゲングループ、ルノー日産三菱アライアンスに次いで、世界第4位の自動車グループとなった。

ステランティスは上半期、欧州で166万4000台を販売し、前年同期比は40.9%増と伸びた。車種別の販売実績では、プジョー『2008』、シトロエン『C4』、オペル『モッカ』、EV化された新型フィアット『500』などが好調だった。

北米では上半期、87万3000台を販売。前年同期比は25.2%のプラスとなった。南米では上半期、42万4000台を販売した。前年同期に対して、およそ2.3倍と伸びている。

また、中国、インド、アジア太平洋では上半期、10万2000台を売り上げた。前年同期に対して、およそ1.4倍と好調だった。

シトロエン C4 新型《photo by Citroen》 フィアット 500 新型《photo by Fiat》 オペル MOKKA(モッカ)《写真提供 グループPSAジャパン》