国土交通省は7月30日、ホンダが米国工場から輸入販売している『NSX』の自動車検査証(車検証)の備考欄に記載されている、近接排気騒音規制値に誤りがあることが判明したと発表した。
近接排気騒音規制値の誤りが発覚した車両については、騒音基準を満たすものの、次回車検の際などに近接排気騒音規制値を訂正した車検証を交付するとしている。対象は類別区分番号が「0001」の車両で対象台数は約300台。
近接排気騒音規制値として96dBと記載されているが正しくは100dBだった。型式指定を申請したホンダ・デベロップメント&マニュファクチャリング・オブ・アメリカが騒音規制値に影響がある原動機の位置コードを誤って申請したのが原因。
国土交通省は自動車局審査・リコール課からホンダに対して、原動機位置コードの確認を徹底するよう指示した。
ホンダ NSX の車検証、騒音の規制値に誤り…車は基準を満たす
2021年08月02日(月) 09時30分
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