ルノー・メガーヌ R.S.(2020年)《photo by Renault》

ルノー・ジャポンは7月20日、『メガーヌ R.S.』の燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省に再度リコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2018年1月23日〜2020年7月13日に製造された1380台。

対象車両は、燃料ポンプのインタンクユニットにおいて、樹脂製インペラとカバーのクリアランス設計が不適切なため、燃料温度の上昇によって樹脂製インペラが変形し、カバーが接触することがある。そのため、燃料ポンプモーターが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、インタンクユニットを対策品と交換する。

不具合は100件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

なお、今回の不具合については2021年4月13日にリコールを届け出ているが、新たに対象となる車両が判明。対象を拡大して再度リコールを届け出た。

改善箇所《写真提供 国土交通省》 対象車両《図版提供 国土交通省》