燃料電池バス SORA(参考画像)《写真提供 トヨタ自動車》

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は7月14日、大阪で初となる水素を燃料として走行する燃料電池バス導入を支援するため、大阪府に対してグループ5社から総額5325万円を寄付したと発表した。

大阪府は2025年の大阪・関西万博開催に向けて活用が期待される燃料電池バスについて、大阪で初となる導入を実現するため、府内事業者に対する補助事業を新たに創設した。

MUFGは大阪府が行う補助事業に対する寄付を通じて、燃料電池バス2台分の導入を支援する。水素サプライチェーンの構築と、その先にある持続可能な社会の実現に貢献するとしている。

MUFGでは「MUFGカーボンニュートラル宣言」を発表し、自社としての脱炭素に向けた取り組みを加速させている。

東京で運用中の燃料電池バス《写真撮影 高木啓》