ジープ(Jeep)ブランドは7月12日、高強度の「ゴリラガラス」を、米国向けの『ラングラー』と『グラディエーター』に純正設定した、と発表した。
ゴリラガラスは、米国に本拠を置くコーニング社が開発したもの。スマートフォンの画面に使用されており、薄型でありながら、優れた強度や傷が付きにくいことで知られている。
ジープは、米国向けのラングラーとグラディエーターに、このゴリラガラスを純正設定した。「ジープ・パフォーマンス・パーツ」から、交換用フロントガラスとして発売される。
純正用品ブランド「Mopar」の薄型のゴリラガラス向けインナーと、52%肉厚のアウターを組み合わせることにより、軽量さと耐久性を両立させた、と自負する。ハードなオフロード走行において、飛び石などによるフロントガラスの亀裂や破損に対しても、優れた耐久性を発揮するという。
なお、ゴリラガラスには、Moparから2年間、走行距離無制限の保証が付帯する、としている。
『ゴリラ』ガラスってなんだ? 米国向けジープに設定…スマホ画面と同じ素材
2021年07月14日(水) 19時00分