トヨタ・ヤリス《写真 トヨタ自動車》

日本自動車販売協会連合会は2021年上半期(1〜6月)の乗用車系通称名別新車販売台数(速報)を発表。2019年11月に発売された、トヨタ『ヤリス』が11万9112台を販売し、初のトップとなった。

上半期の販売台数で10万台を超えたのは2016年のトヨタ『プリウス』(14万2562台)以来、5年ぶり。

2位は昨年11月にマイナーチェンジしたトヨタ『ルーミー』。前年比106.0%増の7万7492台と好調だった。3位は同55.1%増の5万6778台を販売したトヨタ『アルファード』。さらに4位『カローラ』、5位『ハリアー』、6位『ライズ』が続き、トヨタが上位6車種を独占した。

トヨタが圧倒的な強さを見せる一方、ランキング上位の常連だったホンダ『フィット』は圏外へ追いやられた。

◆2021年上半期 新車乗用車販売台数ランキング

1位[4位]:トヨタ・ヤリス 11万9112台(147.5%増・3年連続増)
2位[8位]:トヨタ・ルーミー 7万7492台(106.0%増・2年ぶり増)
3位[10位]:トヨタ・アルファード 5万6778台(55.1%増・5年連続増)
4位[2位]:トヨタ・カローラ 5万3864台(5.9%減・4年ぶり減)
5位[28位]:トヨタ・ハリアー 4万8271台(250.6%増・4年ぶり増)
6位[1位]:トヨタ・ライズ 4万7965台(18.0%減)
7位[5位]:日産ノート 4万6879台(12.4%増・4年ぶり増)
8位[13位]:トヨタ・ヴォクシー 4万1101台(21.5%増・2年ぶり増)
9位[7位]:ホンダ・フリード 3万5551台(8.5%減・2年連続減)
10位[6位]:トヨタ・シエンタ 3万3753台(16.0%減・2年連続減)

※[]内は前年順位、()内は前年比。

トヨタ ルーミー《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ アルファード《画像:トヨタ自動車》