2022年春に市場投入する予定の小型電気バス、ポンチョZ EV《写真提供 日野自動車》

日野自動車は、小型電気バス『ポンチョZ EV』を2022年春に発売すると発表した。

小型電気バスのポンチョZ EVは、ユニバーサルデザインとコミュニティバスに適したパッケージングという「ポンチョ」の特長を残したまま、EV化によりクリーンな輸送を実現する。持続可能なコミュニティ交通に貢献するとしている。

広いフルフラットエリアと低床・ノンステップ構造によって乗り降りや車内移動がしやすく、車いすやベビーカー利用者に配慮した。ゼロエミッションと低騒音のコミュニティバスで、住宅街のような狭い道でも小回りが利く機動性を持つ。

105kWhのリチウムイオン電池を搭載するが、航続距離は明らかにしていない。定員は仕様によって異なるが、30人程度。

小型電気バスは、日野と関西電力が合弁で設立した、電動車導入・運用ソリューションを提供するCUBE-LINXが手掛ける、電動車最適稼働マネジメント事業の取り扱い車両としてもラインナップする予定。