WRX STI用ダンパーキット《写真提供 スバルテクニカインターナショナル》

スバルテクニカインターナショナルは、WRX STI(VAB)用ダンパーキットを新規設定し、5月27日より全国のSUBARU(スバル)ディーラーを通じて発売した。

新製品は、北米専用モデルのコンプリートカー『S209』の足回り開発コンセプトを織り込み、国内向けWRX STI用にチューニングしたビルシュタイン製ダンパーキット。ストラットフロントRH/LH各1本、ショックアブソーバーリヤ2本の1台分のキットとなる。

ダンパーの伸び側、縮み側の減衰力特性を最適にチューニングし、四輪の接地性を高め、タイヤを有効に使うことで気持ち良いコーナーリングと乗り心地を両立。固めのスポーツタイヤでも路面を捉えやすく、コーナーリング時の内輪の浮きを抑えて接地性を高め、四輪を有効に使うことができる。

また、STIコイルスプリングとセットで使用することで、サスペンションだけでなくタイヤのクッションも有効に使い、乗り心地が硬くなり過ぎないセッティングになっている。

価格は25万5200円。全車STIコイルスプリング(前後)との同時使用が前提。Aタイプ〜Cタイプはリヤスタビライザーの交換が必要。