三菱 エクリプスクロス PHEVモデル《写真提供 三菱自動車》

三菱自動車は、新型クロスオーバーSUV『エクリプスクロス』のPHEVモデルを6月1日にニュージーランドで発売、7月には豪州で発売すると発表した。

新型エクリプスクロスのPHEVモデルは同社の2車種目となるプラグインハイブリッドEV。ツインモーター4WD方式のプラグインハイブリッドシステムを『アウトランダーPHEV』から継承し、スポーティな制御に設定している。力強く滑らかで静かな電動車ならではの加速性能と、車両運動統合制御システムS-AWCによる意のままの操縦性と卓越した安定性を実現した。また、自ら発電できるため、満充電・満タンの状態であれば、V2H機器を経由して一般家庭の最大約10日分に相当する電力を供給できる。

エクリプスクロスは2017年秋に欧州で発売した三菱自動車の世界戦略車。日米豪など世界100か国以上で展開し、累計販売台数は27万3000台に達している。デザインを一新した新型エクリプス クロスは、ガソリンエンジンモデルを昨年11月に豪州・ニュージーランドで発売し、12月に日本でガソリンエンジンモデルとPHEVモデル、今年2月に欧州でPHEVモデルを投入している。