資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、5月17日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比1.2円高の151.8円となった。
レギュラーガソリンの全国平均価格は昨年11月24日に133.1円まで下がったが、そこから一度も値下がりすることなく今年3月29日、1年1か月ぶりに150円を突破。以降、150円台で高止まりが続いていたが、今週一気に1.2円上昇。2018年11月26日の調査以来、2年半ぶりの高値をつけた。
地域別では北海道は前週比0.9円高の148.5円、東北は1.6円高の150.6円、関東は1.3円高の151.6円、中部は1.7円高の152.1円、近畿は0.7円高の151.4円、中国は1.3円高の150.7円、四国は0.8円高の151.1円、九州沖縄は1.0円高の155.1円だった。
ハイオクガソリンは162.6円、軽油は132.0円。ともに前週から1.2円の値上がりとなった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、5月19日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は142.0円/リットル(前週比+2.3円)、ハイオクは153.6円/リットル(+1.9円)、軽油は118.9円/リットル(+1.8円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
レギュラーガソリン、2年半ぶりの高値…前週比1.2円高の151.8円
2021年05月19日(水) 17時00分
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