プジョー208新型《photo by Peugeot》

ステランティス(Stellantis)は5月5日、2021年第1四半期(1〜3月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は156万7000台。前年同期比は10.6%増と2桁増を達成している。

ステランティスは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルス)とPSAグループの合併によって誕生した新会社だ。両社の対等合併によって、世界新車販売台数は年間およそ870万台となり、トヨタグループ、フォルクスワーゲングループ、ルノー日産三菱アライアンスに次いで、世界第4位の自動車グループとなった。

このステランティスが第1四半期、欧州で85万4151台を販売し、前年同期比は10.8%増。車種別の販売実績では、プジョー『208』が欧州新車市場の最量販車に。トップ10には、シトロエン『C3』やプジョー『2008』も入った。新型フィアット『500』は、前年同期比38%増と伸びている。

北米では第1四半期、45万1000台を販売した。前年同期比は4.3%のマイナス。半導体不足により、減産を行った影響を受けた。南米では第1四半期、18万9000台を販売した。前年同期比は48.8%増と伸びている。

また、中国、インド、アジア太平洋では第1四半期、5万台を売り上げた。前年同期比は51.5%増と伸びている。

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