トヨタ自動車などが開発中の燃料電池トラック《画像提供 トヨタ自動車》

経済産業省と国土交通省は、グリーン成長戦略の改定に向けて、関係業界からヒアリングを行うため「カーボンニュートラルに向けた自動車政策検討会」を4月28日に開催すると発表した。

経済産業省は、関係省庁と連携して14の重要分野ごとに、現状の課題と今後の取り組みを盛り込んだ「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定した。この中で、自動車・蓄電池分野では、2030年代半ばに乗用車販売を100%電動化する目標を掲げた。目標達成に向けた実行計画の改定に向けて、関係業界からのヒアリングを行う。

今回の検討会では、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車機械器具工業会、日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、日本自動車整備振興会連合会からヒアリングを行う。

グリーン成長戦略の自動車・蓄電池産業分野の概要《資料提供 経済産業省》 カーボンニュートラルに向けた自動車政策検討会《資料提供 経済産業省》