ドイツで5G通信を走行テストするVISION-S《写真提供 ソニーグループ》

ソニーグループは4月から、ボーダフォン・ジャーマニーと『VISION-S』プロトタイプの5G走行試験をドイツ・アルデンホーフェンにあるテストコースで開始した。(21日発表)

VISION-Sプロトタイプは、ソニーが自社開発した電気自動車(EV)のコンセプトカー。今回のテスト車両には、5Gネットワークへの接続機能を搭載しており、車載システムとクラウドが常につながり、データや制御信号の同期、OTA(オーバー・ジ・エア)による無線でのソフトウェアアップデートが可能。

走行試験では、車両から取得する各種センサーデータのクラウドへの低遅延伝送や、クラウドから車両に対するリアルタイム制御の可能性を検証する。

ソニーは、VISION-Sの取り組みを通じてオープンなパートナーシップを拡張し、グローバルに様々な技術・ノウハウを持つ企業とのコラボレーションを積極的に推進するとしている。

VISION-S《写真提供 ソニーグループ》 VISION-S《写真提供 ソニーグループ》 VISION-S《写真提供 ソニーグループ》