ブリッド…ジャパンキャンピングカーショー2021《写真撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》

モータースポーツで培ったフルバケットシート・リクライニングシートを開発・製造するスポーツシートメーカーBRIDE(ブリッド)は、ジャパンキャンピングカーショー2021(幕張メッセ、4月2〜4日開催)で、自社セミバケットシートをプッシュした。

「キャンピングカーにおすすめ」とブリッドすすめるのが、EUROSTER(ユーロスター)や、STREAMS(ストリームス)、DIGO(ディーゴ)などのセミバケットシートシリーズ。「とくにアームレストが装着できるモデルがキャンピングカーオーナーに好まれる」という。

たとえばアームレストが装着されている『EUROSTER II CRUZ』は、そのアームレストなどで疲れにくく、長時間ドライビングにも役立つという。また、高級感あるスエード調シート素材を採用し、キャンピングカーのリビング空間にもマッチするとも伝えていた。

また同シリーズはシートヒーター搭載モデルもラインナップ。エンジンの熱を利用しているエアコンと違い、シートヒーターは寒い冬でもすぐに温まるということで、「キャンピングカー好きに注目されるポイントのひとつ」とも。

「エアコンと併用することで、直接背面と座面からも身体を温めてくれるから、短時間で身体が芯から温まるだけでなく、車内の乾燥を低減できる。取り付けはシガーソケットに挿すだけ。2段階で温度を調節できるから、長時間ドライブも真冬の長距離旅行にも重宝する」

さらに、昨今の軽自動車ベースのキャンピングカーなどにフィットするというコンパクトモデル、DIGO(ディーゴ)も注目が集まる。「車室内がタイトな車種に最適」という同モデルは、ショルダーサポートとシート座面をスリム化することでシート幅を465mmに。乗降性を高めるべく、ニーサポート部分も低く設計している点もポイントと伝えていた。

今回のジャパンキャンピングカーショー2021では、実際に座ってその質感を確かめることもできる。同社ブースは4ホール奥、コマ番号はY-13。

ブリッド…ジャパンキャンピングカーショー2021《写真撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》