スーパーバイク世界選手権に参戦するカワサキレーシングチーム(川崎重工)は3月30日、2021シーズンのチームローンチを本拠地のスペイン、バルセロナで行ない、オンラインで配信した。選手権7連覇をめざしてシーズンを戦うマシン「Ninja ZX-10RR」を公開した。
2021年シーズン向けにリデザインされたニンジャは、ボディ下部が白いペイントになって、カワサキのレーシンググリーンとの対比を見せる。最新型はより高回転のエンジンを搭載、フロントのウイングレットとテールの新造形は、公道とサーキットの両方で空力性能を改善しているという。
ローンチの動画では、ライダーのジョナサン・レイ(6連覇中のライダー)とアレックス・ロウズが、カワサキレーシングチーム本部の内部とスタッフを紹介し、最後に2021年マシンが披露された。発表直後の3月31日〜4月1日には、カタルーニャ・バルセロナ・サーキットでテストが行われた。そして開幕戦は5月21〜23日、スペインのモーターランド・アラゴンだ。
カワサキ、スーパーバイク世界選手権2021年マシンをローンチ
2021年04月02日(金) 07時30分