日産自動車と熊本県阿蘇市は、環境にやさしい電気自動車(EV)を活用し、観光活性化に向けたEV優遇施策を発表。4月1日より運用を開始する。
阿蘇市は、かねてよりSDGsの推進に積極的に取り組んでおり、自然、観光などをはじめ、SDGsの各ゴールに結び付けた施策を実施している。一方、日産自動車は環境負荷低減や災害対策等の課題を解決するため、2018年5月に日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を発表。全国の自治体や企業と協力して、EV普及を通じた社会の変革に積極的に取り組んでいる。
4月1日より開始するEV優遇策では、日産『リーフ』で来場した場合、通常500円の草千里駐車場や古坊中駐車場が無料となるほか、阿蘇山公園道路の通行料金や阿蘇火山博物館の入館料が割引となる。さらに観光施設や宿泊施設などでもさまざまな特典を用意する。
阿蘇市と日産グループは、この優遇策が阿蘇市内外に広く認知されることにより、さらなるEVの普及を目指して連携を深め、阿蘇市の環境負荷低減と2016年4月に発生した熊本地震からの復興に取り組んでいく。
「日産 リーフ で来たら駐車場無料」阿蘇市がEV優遇で観光活性へ 4月1日より
2021年03月28日(日) 09時00分
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