60周年記念カラーの「YZR-M1」《写真提供 ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は3月10日、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーの『YZR-M1』をカタールで世界初公開した。

ヤマハ発動機は、ロードレース世界選手権(WGP)への参戦開始から今年で60周年。これを記念し、3月10日、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われたMotoGP公式テストにて、60周年記念カラーのYZR-M1を世界初披露し、開発ライダーのカル・クラッチロー選手が走行した。

YZR-M1に施したのは、1980年の500ccクラスに参戦したファクトリーマシン『YZR500(0W48)』をモチーフに、1964年から使用する伝統の赤白スピードブロック。参戦開始から60年、ライダーや先人たちのレースに懸ける情熱とチャレンジスピリットに敬意を表するとともに、原点に立ち戻り、これからもチャレンジを続けるという同社の強い決意を込めている。

まもなく開幕予定のMotoGPには、2チーム4人のライダーが出場するほか、世界中のレースに多くのヤマハチームが参戦し、勝利で世界の人々と感動の共有を目指す。