ボルボ・カー・ジャパンは2月18日、『V40』および『V40クロスカントリー』の(ブリーダーホースに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2015年6月16日から2016年10月27日に輸入された4825台。
対象車両は、エンジン冷却装置のエア抜き設計が不適切なため、修理等により冷却水を再充填する際に、専用特殊工具を正しく使用しない場合、冷却装置からエアが抜けないことがある。そのため、冷却が不十分となり、最悪の場合、エンジンルームが火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、エンジン冷却装置にエア抜きホースを追加する。
不具合および事故は起きていない。本国メーカーの情報によりリコールを届け出た。
なお本件は、2020年8月27日付けでリコールを届出し、同年10月2日付けで追加リコール。今回、対象範囲を拡大する必要があるため、再度追加でリコールを届け出た。
ボルボ V40、再度追加リコール エンジン冷却装置不具合で火災のおそれ
2021年02月19日(金) 00時52分