テスラモーターズジャパンは2月10日、テスラ『モデルS』と『モデルX』のメディアコントロールユニット内部のマルチメディアカードに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2014年10月5日から2018年3月26日に輸入された2126台。
対象車両は、メディアコントロールユニット内部のマルチメディアカードにおいて、耐久性の検討が使用が想定される車両の期間に対し不十分なため、書込/消込回数が限度を超え劣化し、タッチスクリーンが表示されなくなることがある。そのため、デフロスタの機能にアクセスできなくなる、または方向指示器が作動しなくなる等のおそれがある。
改善措置として、ソフトウェアを最新の状態に更新し、マルチメディアカードを対策品に交換する。
不具合は20件発生、事故は起きていない。本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。
テスラ モデルS など、ウインカーが作動しなくなるおそれ…リコール
2021年02月10日(水) 18時15分