GMのメアリー・バーラ会長と次世代EV向け「アルティウム」車台《photo by GM》

GM(General Motors)は1月28日、2035年までにすべての新車を電動化し、EVや燃料電池車などのゼロエミッション車にすると発表した。

GMは2020年代の半ばまでに、全世界で30のフルEVを投入する。2025年末までには、米国で販売する新車の40%をフルEVにする計画だ。GMは今後5年間で、電動車と自動運転車に270億ドルを投資する。

この投資には、GMの新世代バッテリーの「アルティウム」技術の開発、米国ミシガン州のEV工場の「ファクトリーゼロ」、テネシー州スプリングヒル工場の改修が含まれる。

また、GMの設備投資と製品開発チームの半分以上は、電動車のプログラムに充当される。そして今後数年間で、GMはクロスオーバー車やSUV、トラックやセダンまで、すべての顧客にEVを提供することを計画している。

なおGMは、グローバルな製品と事業において、2040年までにカーボンニュートラルになることを目指す、としている。

GMの次世代EV向け「アルティウム」車台《photo by GM》 GMの次世代EVパワートレイン「アルティウム・ドライブ」《photo by GM》 GMの次世代EVパワートレイン「アルティウム・ドライブ」《photo by GM》