新型フィアット500だけを使用する新たなカーシェアリングサービス「LeasysGO!」《photo by FCA》

FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)は1月15日、EVとなった新型フィアット『500』だけを使用する新たなカーシェアリングサービス、「LeasysGO!」をイタリア・トリノで開始した、と発表した。

このカーシェアリングサービスはFCAの金融部門の子会社で、モビリティソリューションを手がけるLeasysが開発した。このサービスにより、トリノを持続可能なモビリティの首都にすることを目指している。

ユーザーは、1か月あたり2時間を上限に、新型フィアット500をスマートフォンにダウンロードした専用アプリを通じて、予約して利用する。ひと月2時間のカーシェアリング時間を超えると、1分ごとに追加の利用料金として、0.29ユーロが課金される。1日使用した場合は、最大で43.5ユーロになる。

車両の充電は、完全に無料とした。ユーザーは、フル充電された新型フィアット500を利用することができる。新型フィアット500はゼロエミッション車のため、欧州の主要都市に設けられた交通制限区域の「グリーンゾーン」を走行することができる。また、カーシェアリングであるため、月額駐車料金も不要としている。

車両交換は無料で、LeasysGO!によって処理される。トリノの充電ステーションのネットワークは、2021年末までに合計500を超える見通し。LeasysGO!は1月末までに300台、2021年末までに350台の車両を用意する予定、としている。

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