ヤマハ発動機は1月12日、『XT1200ZE』『XT1200Z』(スーパーテネレ)および『FJR1300A』のブレーキランプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2012年10月1日〜2019年5月31日に製造された562台。
対象車両は、前輪用ブレーキランプスイッチ内部ゴム部品の成形に使用している離型剤が不適切なため、当該ゴム部品にシリコン成分が含まれているものがある。そのため、スイッチ内部にシリコンガスが充満して、スイッチ操作により通電した際に接点部に酸化シリコンが生成され、そのまま使用を続けると、ブレーキランプが消えなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、前輪用ブレーキランプスイッチを対策品に交換する。
不具合および事故は起きていない。製造元からの情報によりリコールを届け出た。
ヤマハ スーパーテネレ1200など、ブレーキランプが消えなくなるおそれ リコール
2021年01月13日(水) 16時30分
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