VWが2020年9月に発表した新型の電動SUV『ID.4』、そのハイパフォーマンスバージョンと思われる最新プロトタイプをカメラが捉えた。
厳冬のスウェーデン北部で捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが軽い状態だ。キア車の「タイガーノーズ」を模したカモフラージュグリルは取り払われ、横一文字に光るLEDデイタイムランニングライトバーを備えたグリルパーツが初めて露出している。
さらに専用のバンパー、よりパフォーマンス重視のタイヤを備える新設計のホイールを装着し、ボディはローダウンされている。スポーティな乗り心地を実現するためシャーシのアップデートも図られると言う。またキャビン内では、カーボンファイバーなどを採用した独自のインテリアトリムも期待できるだろう。
EVパフォーマンスは最高出力302ps、最大トルク450Nmを発揮する全輪駆動と予想され、0-100km/h加速6.2秒のパフォーマンスを発揮、ベースモデルのID.4より2秒以上改善される。またWLTPサイクルによる航続は、292〜323マイル(470〜520km)と予想されている。
市販型のワールドプレミアは2021年夏ごろと思われ、車名は「ID.4 GTX」が有力候補の1つとされている。
「GTX」で決定か!? VW ID.4、パフォーマンス仕様の最新プロトタイプ
2021年01月09日(土) 06時00分
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