インフィニティQX50《photo by Infiniti》

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティ(Infiniti)は1月6日、2020年の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は7万9502台。前年比は32.5%減と、3年連続のマイナスとなった。

セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)が1万6533台。前年比は36.4%減と、引き続き減少する。『Q70』(日本名:日産『フーガ』に相当)は、前年比94.6%減の139台と減少傾向。クーペの『Q60』も、44.6%減の2792台にとどまる。

SUVでは、『QX60』がブランド最量販の2万2880台を売り上げたものの、前年同期比は47%減と減少傾向にある。一方、中型SUVの『QX50』は2万0885台を販売し、前年比は12.2%増と2年ぶりに前年実績を上回った。

最上級SUVの『QX80』は、前年比15.6%減の1万6125台と、3年ぶりに減少した。コンパクトクロスオーバー車の『QX30』は、95.4%減の148台と減少傾向にある。

インフィニティの2020年の米国新車販売は、SUVが前年比28.6%減の6万0038台。セダンなどの乗用車は、42%減の1万9464台だった。

インフィニティQ50(日本名:日産スカイラインに相当)《photo by Infiniti》 インフィニティQX60《photo by Infiniti》 インフィニティQ60《photo by Infiniti》 インフィニティQX80《photo by Infiniti》