ホンダおよびタイホンダは12月17日、『インサイト』と『アコード』のDC-DCコンバータ(電圧変換装置)に不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2019年9月9日〜2020年3月31日にホンダが製造したインサイト 2100台と、2019年12月18日〜2020年9月23日にタイホンダが製造したアコード 2703台。
対象車種はパワーコントロールユニットのDC-DCコンバータにおいて、バッテリへの供給電圧を制御する回路上の素子の製造管理が不適切なため、冷間始動後にフェールセーフモードへ移行して、バッテリへの給電を停止することがある。そのため、バッテリが充電不足となり、警告灯、警告表示が点灯し、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、パワーコントロールユニット内の給電制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
不具合はインサイトで11件発生、事故はいずれも起きていない。市場および関連会社からの情報によりリコールを届け出た。
ホンダ インサイト/アコード、バッテリーが充電不足となるおそれ リコール
2020年12月17日(木) 18時45分
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