「第41回 2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が12月7日、発表された。モータージャーナリストをはじめとする60名の選考委員による投票のもと、今年の1台はスバル『レヴォーグ』に決定した。
選考委員の千葉匠氏は、マツダ『MX-30』に満点の10点を投じた。MX-30はデザイン・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞している。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤー公式HPに掲載された千葉氏のコメントだ。
☆☆☆
エクステリアを見て、スポーティなクーペルックだが肩ひじ張ったところがない。インテリアに触れて、コルクやリサイクル素材、人工皮革、などの素材感が温かい。乗ってみれば、滑らかな加速感やカドの取れた乗り心地など、人当たりが優しい乗り味。
見て、触って、乗って、印象が一貫する。これはありそうで、なかなかないことだ。デザイナーとエンジニアが同じ価値観を共有して開発を進めたことを、実感させてくれる。デザインとは、その商品が内に秘める価値を可視化する作業。MX-30はそれを理想的に完遂した希有な1台だと思う。
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千葉氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順)
スバル・レヴォーグ:4点
マツダMX-30:10点
アウディ e-tronスポーツバック:3点
ランドローバー・ディフェンダー:6点
プジョー208/ e-208:2点
各賞
●日本カー・オブ・ザ・イヤー:スバル・レヴォーグ
●インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:プジョー208/ e-208
●デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー:マツダMX-30
●テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー:アウディ e-tronスポーツバック
●パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー:BMWアルピナB3
●K CAR オブ・ザ・イヤー(軽自動車):日産ルークス、三菱eKクロススペース、eKスペース
見て・触って・乗って、印象が一貫している MX-30…千葉匠【日本カーオブザイヤー2020-2021】
2020年12月08日(火) 17時00分
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