日産自動車は12月3日、『フーガ』など3車種について、プロペラシャフトに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは日産『フーガ』『シーマ』、三菱『ディグニティ』の3車種で、2010年9月30日〜2019年8月26日に製造された1万2828台。
対象車両は、プロペラシャフトの材料および寸法が不適切なため、想定よりも疲労強度が不足しているものがある。そのため、プロペラシャフトに亀裂が発生する可能性があり、そのまま使用を続けると、最悪の場合、プロペラシャフトが破損し、走行不能に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、プロペラシャフトを対策品に交換する。
不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
日産 フーガ など1万2000台、プロペラシャフト破損で走行不能になるおそれ リコール
2020年12月03日(木) 18時53分
関連ニュース
- 日産自動車、2030年までのフォーミュラE参戦を発表 (03月28日 18時15分)
- 東京E-Prix開催で日産自動車が公式パートナーに…フォーミュラE (03月21日 18時45分)
- ダットサンのスポーツカー:フェアレディは外せない…日産自動車の創立90周年 (12月26日 06時45分)
- 日産自動車創立90周年、源流のひとつが「プリンス自動車工業」 (12月25日 20時00分)