フィアット 500 新型だけを使用するカーシェアリングサービス「LeasysGO!」《photo by FCA》

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は11月3日、EVとなった新型フィアット『500』だけを使用する新たなカーシェアリングサービス、「LeasysGO!」をイタリア本国で発表した。

このカーシェアリングサービスはFCAの金融部門の子会社で、モビリティソリューションを手がけるLeasysが開発した。テスト運用の後、2020年内にイタリア国内で一般向けサービスを開始する予定だ。2021年にはトリノ、ミラノ、ローマ、スペイン・バルセロナ、フランス・リヨンに、拡大展開を計画している。

ユーザーは、1か月あたり2時間を上限に、新型フィアット500をスマートフォンにダウンロードした専用アプリを通じて、予約して利用する。ひと月2時間のカーシェアリング時間を超えると、1分ごとに追加の利用料金が課金される。

車両の充電は、完全に無料とした。ユーザーは、フル充電された新型フィアット500を利用することができる。

新型フィアット500はゼロエミッション車のため、欧州の主要都市に設けられた交通制限区域の「グリーンゾーン」を走行することができる。また、カーシェアリングであるため、月額駐車料金も不要、としている。

フィアット 500 新型だけを使用するカーシェアリングサービス「LeasysGO!」《photo by FCA》 フィアット 500 新型だけを使用するカーシェアリングサービス「LeasysGO!」《photo by FCA》 フィアット 500 新型だけを使用するカーシェアリングサービス「LeasysGO!」《photo by FCA》