2020年のスーパー耐久第3戦「スーパー耐久レースin岡山」のGr.2決勝が行なわれ、ST-4クラスでは終盤まで続いたトップ争いを制したNo.884 林テレンプ SHADE RACING 86が今季初の優勝を飾った。
ST-4、ST-5クラスで構成されるGr.2は土曜日に予選と決勝が行なわれる形となった。2番手からスタートした884号車は1周目からトップに立つと、順調に周回を重ねていった。レースの折り返しを過ぎたところでNo.13 ENDLESS 86の先行を許すが、残り30分のところで再逆転を果たし、100周を終えたところでチェッカーフラッグを受けた。昨年ST-4クラスで安定した速さをみせチャンピオンを獲得した884号車だが、今年は開幕戦の富士24時間、第2戦のSUGOと勝利を飾ることはできなかったが、昨年チャンピオンを決めた岡山国際サーキットで復活の狼煙をあげる今季初勝利を飾った。2位には13号車、3位には#18 Weds Sport 86が入った。
ST-5クラスでは、マツダ『ロードスター』同士の激しいトップ争いが展開された。その中でNo.88 村上モータースMAZDAロードスターがトップにつけていたが、残り40分を切ったところでアクシデントに見舞われ後退。No.456 odula AVANTECH ロードスターが今季初優勝をマーク。2位にはNo.69 J’S RACING☆FIT、3位にはNo.102 ヒロマツデミオマツダ2が続く結果となった。
なお、最高峰クラスのST-XクラスをはじめとしたGr.1の決勝は11月1日(日)に開催予定。今日の午前中に行なわれた予選ではNo.777 D’station Vantage GT3が今季2度目のポールポジションを獲得している。
【スーパー耐久 第3戦】Gr.2決勝は884号車 林テレンプSHADE RACING 86が逆転で今季初V
2020年10月31日(土) 22時00分
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