スズキのインド子会社のマルチスズキは10月6日、『ビターラ ブレッツァ』(Suzuki Vitara Brezza)が55万台を販売し、インド最量販コンパクトSUVになった、と発表した。
ビターラ ブレッツァは2016年2月、インドで開催されたオートエキスポ2016で初公開された。インドの顧客の好みや価値観をより重視して開発された都市型のコンパクトSUVだ。力強いエクステリアと充実した装備、多様なオプションパーツなどが特長で、2017年には、「インド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。
ビターラ ブレッツァは2020年2月、初の本格改良を受け、インドで改良新型が発売された。フレッシュかつ新しいエクステリアと、2020年4月に導入された新排出ガス基準「BS6」に適合したガソリンエンジンを採用するなどの改良を受けている。
このビターラ ブレッツァが55万台を販売し、インド最量販コンパクトSUVになった。発売から4年半での販売55万台達成は、コンパクトSUVの中で最速という。
マルチスズキは、ビターラ ブレッツァの55万台の販売実績は、現在の消費者の好みと市場動向に沿って、マルチスズキのラインナップを強化するための取り組みの成果、としている。
スズキ『ビターラ ブレッツァ』、インド最量販コンパクトSUVに
2020年10月12日(月) 12時45分
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