VW ポロ《画像:フォルクスワーゲングループジャパン》

フォルクスワーゲングループジャパンは10月8日、『ポロ 1.0/70kW』の触媒コンバーターに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2019年8月27日から2020年6月16日に輸入された4148台。

対象車両は排出ガス発散防止装置において、触媒コンバーター組立工程の生産管理が不適切なため、正規と異なる触媒コンバーターが組み付けられているものがある。そのため、エンジン制御との整合性が合わず、触媒内部に粒子状物質が堆積し、警告灯が点灯。最悪の場合、触媒コンバーターが損傷し、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。

改善措置として、全車両、触媒コンバーターを確認し、該当する部品が装着されている場合は触媒コンバーターを正規品に、ラムダセンサーを新品に交換する。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《画像提供 国土交通省》