地域に設置した「とびだしとび太」ヤンマーミュージアムバージョン《写真提供 ヤンマーホールディングス》

ヤンマーミュージアムは、秋の全国交通安全運動(9月21〜30日)にあわせて、滋賀県で誕生した交通安全標識「とびだしとび太(飛び出し坊や)」のヤンマーミュージアムバージョンを製作し、地元自治会に寄贈した。

今では全国各地で見かける「とびだしとび太」だが、実はヤンマー創業者の生誕地である滋賀県が発祥の地。国内の自動車普及に伴い交通事故が増加してきたことを受け、1973年に滋賀県旧八日市市(現・東近江市)から相談を受けた久田工芸がデザインと製作を請け負い考案したという。

「とびだしとび太」ヤンマーミュージアムバージョンは、2019年にリニューアルしたヤン坊マー坊の衣装と髪型をモチーフにヤンマーがデザイン画を作成し、「とびだしとび太」の生みの親である久田工芸が製作。おなじみの「Y」と「M」の文字も鮮やかな、ドライバーからの視認性の高い看板となっている。

寄贈された「とびだしとび太」ヤンマーミュージアムバージョンは、長浜警察署交通課からのアドバイスをもとに、長浜駅からヤンマーミュージアムまでの道のり約1kmの区間で見通しが悪い交差点などを中心に計14箇所設置。今後、秋の全国交通安全運動期間の終了後も近隣地域に引き続き設置し活用される予定だ。

地域に設置した「とびだしとび太」ヤンマーミュージアムバージョン《写真提供 ヤンマーホールディングス》 地元幼稚園前への設置の様子《写真提供 ヤンマーホールディングス》 交通安全標識「とびだしとび太」ヤンマーミュージアムバージョン《写真提供 ヤンマーホールディングス》