スバル WRX STI 次期型 デザイン予想CG《APOLLO NEWS SERVICE》

スバルが現在、開発を進めているスポーツセダン『WRX S4』、および高性能スポーツ『WRX STI』次期型。その登場は最速で2021年後半、遅れれば2022年前半と予想されるが、今回スクープサイト「Spyder7」が市販型デザインを予想した。

WRX STIは、一時代を築いた「EJ20型」エンジンとともに、2019年末に生産終了。555台限定の「EJ20 ファイナルエディション」を世に送り出しフィナーレを飾った。WRX S4は、「STIスポーツ EyeSight」にグレードを一本化し8月20日より販売を開始している。兄弟車とも言える『レヴォーグ』が大刷新をおこない発売が迫る中、WRXはどのような進化を遂げるのか。

次期型は、レヴォーグや現行『インプレッサ』などと同様に「SGP」(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用し、ボディ剛性の向上、走行性能の進化が見込まれる。ボディは若干拡大され、居住性もアップするだろう。

エクステリアは、2018年の東京オートサロンで公開された『VIZIVパフォーマンス STIコンセプト』をベースにデザインされるはずだ。

今回Spyder7が描いたのは、WRX STI 次期型のリアデザインだ。巨大な湾曲したリアスポイラーはほぼそのままに、直線基調のディフューザー、4本出しマフラーが目を引く。前後フェンダーはコンセプトの意匠を汲み、迫力あるブラックのオーバーフェンダー風とした。

テールランプは、ウインカー、ポジションランプ、バックランプを一体化したものが内臓されると予想される。ラインLEDを用いたシャープな造形だ。

また、サイドスカート、エキゾーストシステム周りにはSTIらしい赤のアクセントを配置した。

注目のパワートレインは、新開発の2.4リットル水平対向4気筒直噴ターボエンジンを搭載する。WRX S4は最高出力295psを発揮。WRX STIではブーストアップされ初の400ps超えとなりそうだ。トランスミッションは、WRX S4にCVT、WRX STIには6速MTが組み合わされる。

噂されていたプラグインハイブリッドは、次期型では見送られることになるだろう。

スバル VIZIVパフォーマンスSTIコンセプト(東京オートサロン2018)《撮影 雪岡直樹》 スバル VIZIVパフォーマンスSTIコンセプト(東京オートサロン2018)《撮影 雪岡直樹》 スバル VIZIVパフォーマンスSTIコンセプト(東京オートサロン2018)《撮影 雪岡直樹》 スバル VIZIVパフォーマンスSTIコンセプト(東京オートサロン2018)《撮影 雪岡直樹》 スバル VIZIVパフォーマンスSTIコンセプト(東京オートサロン2018)《撮影 雪岡直樹》 スバル WRX STI EJ20ファイナルエディション(参考画像)《写真撮影 小林岳夫》 スバル WRX STI ファイナルエディション(参考画像)《写真撮影 小林岳夫》