GMと協力関係にあるEVgoの急速充電ステーション《photo by GM》

GMは7月31日、今後5年間で2700を超える急速充電ステーションを米国に開設し、国内最大の公共急速充電ネットワークを3倍に拡大する計画を発表した。

今回の発表は、EVなどの電動車の普及を加速するための取り組みのひとつだ。GMはEVgoと協力し、米国の都市部と郊外に急速充電ステーションを追加し、自宅に充電器を設置できないユーザーや職場にアクセスできないユーザーに充電する機会を提供する。

顧客は食料品店や小売店など、最速の充電機能を利用できる。通常15〜30分の急速充電が利用できるため、用事を済ませる時間で車両を充電できるという。

新しい急速充電ステーションは、2021年初頭から顧客が利用できるようになる。充電ステーションはアクセス性の高いエリアに設置され、少なくとも4台の車両を同時に充電できる。充電ステーションには、出力100〜350kWの機能を備えた新しい充電テクノロジーが搭載される。

また、新しい急速充電器は、100%再生可能エネルギーで作動する。GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「EVの顧客が利用できる公共の急速充電ネットワークを拡大し、オールエレクトリック、ゼロエミッションの未来への取り組みを強化する」と述べている。

GMと協力関係にあるEVgoの急速充電ステーション《photo by GM》 GMと協力関係にあるEVgoの急速充電ステーション《photo by GM》 GMと協力関係にあるEVgoの急速充電ステーション《photo by GM》 GMと協力関係にあるEVgoの急速充電ステーション《photo by GM》 GMと協力関係にあるEVgoの急速充電ステーション《photo by GM》