アウディ(Audi)は7月3日、ドイツのサッカーチームの「FCバイエルン・ミュンヘン」のトレーニング施設に、EVの『e-tron』などの電動車が充電できる充電スポットを設置すると発表した。
この充電スポットは、アウディe-tronに乗る予定の FCバイエルン・ミュンヘンの選手達が、練習中に充電を行えるようにするために設置される。今夏の終わりまでに、合計38基の充電スポットが設置され、稼働する予定だ。充電スポットでは、最大150kWの出力で急速充電が行える。
また、アウディは2021年の初めに、ミュンヘンのサッカー専用スタジアム「アリアンツ・アレーナ」に充電スポットを設置する計画だ。スタジアムを訪れるファンが、この充電スポットを利用できるようにする。
アウディとFCバイエルン・ミュンヘンは2020年1月、パートナーシップを2029年まで延長すると発表した。今後数年間、両パートナーは電動化などに関して、戦略的に協力していく。
FCバイエルンの選手や監督が乗るアウディ車の半分以上が、今秋に電動化される予定だ。これによりFCバイエルンは、「ブンデスリーガ」の新シーズン開幕時に、選手達が乗るアウディ車のCO2排出量を95g/km以下に抑えることが可能になる。アウディは、CO2排出量を95g/km以下に抑えることは、2021年1月に適用される法的要件を満たす、としている。
サッカー FCバイエルン の施設にEV充電スポット…アウディが設置
2020年07月07日(火) 19時45分