改善箇所《画像:国土交通省》

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は6月30日、BMW『3シリーズ』などのステアリング・タイロッドに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、「320i」、「330i」、「320d xDrive」、「X3M」、「X4M」、「Z4 M40i」、「Z4 sDrive 20i」の7車種で2018年11月9日〜2019年5月9日に製造された3755台。

対象車両は、タイロッドの強度検討が不十分なため、耐久性が不足している。そのため、外気温が高い環境下や路面から受ける振動により破断し、最悪の場合、操舵できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、タイロッドを対策品に交換する。

不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により、リコールを届け出た。