ダイハツの新型コンパクトSUV『ロッキー』は、新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を導入。トヨタには兄弟車『ライズ』がOEM供給されている。
2019年にフルモデルチェンジを受けた新型『タント』から始まったDNGAは、軽自動車を基点に小型車までを一括開発するべく開発された新たな手法。新プラットフォームの導入により、新型ロッキーは全長3995×全幅1695×全高1620と5ナンバーサイズのコンパクトなボディと369リットルもの大容量の荷室を含め広い室内空間の高次元での両立を実現させた。
新型ロッキーは2WDと4WDの2つの駆動方式が設定され、パワートレインには最高出力98PSを生み出す1.0リットル3気筒ターボエンジンと新開発のD-CVTを組み合わせる。WLTCモード燃費で2WD車が18.6km/リットル、4WD車が17.4km/リットルを実現した。
デザインで新型ロッキーが目指したものは“SUVらしさ”である。トヨタ『ライズ』との差別化を図ったフロントマスクや17インチの大径タイヤなどでSUVらしさを出しながらも、シンプルに仕上げられている。
インテリアでは、高めに配置されたフロントコンソールや各所の差し色がSUVらしさを強めている。
新型ロッキーには最新の予防安全機能と運転支援機能が搭載され、スマートアシストの全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)や駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」など計17つの機能を搭載している。
ベースグレードの「L」から「X」、「G」、「プレミアム」の4グレードが設定され、それぞれに2WDモデル、4WDモデルを設定。外装色は画像の「コンパーノレッド」を含め全8色。「G」、「プレミアム」グレードには、ルーフをブラックマイカメタリックで仕上げたツートンカラーを3色用意。
価格は170万5000円から。
【ダイハツ ロッキー 新型】SUVらしさとダイハツらしさを形に[詳細画像]
2020年06月20日(土) 12時00分
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