東名高速道《写真AC》

高速道路各社は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大を防止するため、休日割引の適用除外などの取り組みを6月14日まで延期すると発表した。

NEXCO東日本/中日本/西日本、本州四国連絡高速道路、宮城県道路公社は、新型コロナウイルス感染拡大防止を図るための広域的な人の移動を最小限にする取り組みとして、4月29日から休日割引の適用除外を実施。また、サービスエリア・パーキングエリアでレストランや土産品コーナーを営業しているテナントに対しても営業の自粛を要請している。

政府は5月25日、約7週間ぶりとなる緊急事態の全都道府県解除を発表したが、「3密」回避やマスクの着用などの継続の徹底するよう求めたほか、都道府県をまたぐ移動については、5月末まで自粛するよう、慎重な行動をするよう呼びかけた。

これを受け、高速道路会社では、5月31日ま延長していた休日割引の適用除外などの取り組みを、さらに6月14日まで延期。テレビ・ラジオなどを通じた呼びかけや、各会社の公式WEBサイトなどにより、5月末までは不要不急の帰省や旅行など都道府県をまたぐ移動を避けるよう促すなど、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組んでいく。

高速道路の休日割引適用除外