資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月27日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比1.9円安の129.0円だった。
レギュラーガソリンの全国平均店頭小売価格は14週連続の値下がり。ここ7週間で17.4円値を下げ、2016年12月19日の調査以来、約3年4か月ぶりの130円割れとなった。
地域別では北海道で前週比0.8円安の121.7円、東北は2.7円安の124.7円、関東は1.9円安の129.0円、中部は1.9円安の127.2円、近畿は1.9円安の132.3円、中国は1.2円安の125.9円、四国は2.4円安の126.4円、九州・沖縄は2.0円安の135.5円、全エリアで大幅な値下がりとなった。
ハイオクガソリンは前週比2.0円安の139.8円、軽油は1.9円安の110.3円だった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月30日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は115.1円/リットル(前週比−4.4円)、ハイオクは127.3円/リットル(−3.5円)、軽油は96.2円/リットル(−2.3円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
レギュラーガソリン、3年4か月ぶりの130円割れ 前週比1.9円安の129.0円
2020年04月30日(木) 17時30分
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