日野自動車は4月23日、中国の電気自動車(EV)メーカー比亜迪(BYD)と商用EVの開発分野で戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。
両社は今後、商用EVの開発で協業し、市場のニーズに対応した商品をタイムリーに導入していくことを目指す。まず個別のEVの開発から協業を始め、その後、両社の知見を活用してEVの普及促進に向けて販売面や周辺事業でも協力していく。
BYDの商用車部門BYDコマーシャルビークルがバスからトラックまでの幅広いEV製品をラインアップしている。2011年に深センで電気バス「K9」の営業運行を開始して以来、BYDの電気バスは50を超える国・地域の300以上の都市で導入されている。累計販売台数は5万台以上で、電気バス市場では世界トップ。
日野はこれまで、トヨタグループとしてハイブリッド技術に注力しており、EV分野では遅れていた。BYDとの協業で、電動シフトを拡充する。
日野自動車と中国BYD、商用EV開発で提携
2020年04月26日(日) 19時00分
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