初代 BMW M3 DTM のバーチャルレース《photo by BMW》

BMWは4月14日、初代「M3 DTM」のバーチャルレースがルーマニアで開催されており、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響で実際のモータースポーツが開催できない状況の中、盛り上がりを見せていると発表した。

DTM(ドイツツーリングカー選手権)は、1980年代のツーリングカーレースにおけるビッグネームのひとつだ。E30型『3シリーズ』の高性能モデル、初代『M3』がベースのM3 DTMは、DTMの黄金時代に多くの勝利とタイトルを獲得し、BMWのモータースポーツの歴史に1ページを刻んだ。

新型コロナウイルスの影響により、現実のモータースポーツが不可能な現在、初代BMW M3 DTMが、シミュレーションレースで復活を遂げている。初代M3 DTMのバーチャルレースシリーズは、ルーマニアで非常に人気が高い。各レースのスターティンググリッドには、合計30台の車が並ぶ。最近では150人を超えるシミュレーションレーサーが、イベントの予選に参加している。

BMWグループの現地法人が、タイトルパートナーとして仮想レースを支援する。すべてのレースが、BMWのFacebookページでライブ配信されている。イベントはテレビでも放映され、週末ごとに何万人もの視聴者を魅了しているという。

BMWグループは、初代M3 DTMのファンが、この困難な時期に車の輝かしい歴史を思い出し、再びそれを体験する機会になる。現実のレースが不可能な時期に、安全に行動し、自宅で過ごすことができる、としている。

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