ランボルギーニの新型ハイパーカーのティザーイメージ《photo by Lamborghini》

ランボルギーニ(Lamborghini)は3月25日、同社のモータースポーツ部門の「スクアドラ コルセ」が開発している初のハイパーカーを、今夏ワールドプレミアすると発表し、シェイクダウンテストの映像を公開した。

この新型ハイパーカーは、スクアドラ コルセによって開発され、ランボルギーニのデザイン部門がデザインを手がける。パワートレインは、自然吸気の6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンで、最大出力は830hpを獲得する。

エアロダイナミクス性能は、このV12エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出すように設計される。大型リアウィング、ルーフ上のエアスクープ、デュアルエアインテーク付きのレーシングフードなどが装備される。

また、アルミ製のフロントフレームとカーボンファイバー製モノコックによる構造は、最高レベルの安全性を実現するように設計されている。スチール製のロールケージも組み込まれた。トランスミッションは、6速シーケンシャル「Xtrac」を組み合わせる。

運動性能を追求して、サスペンションのアームは、ギアボックスに直接接続される。ディファレンシャルは機械式のセルフロックタイプで、ドライバーが好みの仕様に調整できるようにした。タイヤはピレリ製を装着する。

なお、ランボルギーニはこの新型ハイパーカーを、サーキット専用の限定車として発売する予定だ。